審美歯科
審美歯科とは、「むし歯や歯周病を治す」「噛めるようにする」といった機能面だけでなく、口元を美しくさせる治療の総称です。
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1見た目改善
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2歯の色を白くする
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3歯並びをそろえる
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4銀歯を白く変える
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5歯茎の色を変える
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6歯茎の見え方を変える
など歯をキレイにする治療方法はたくさんあります。矯正治療を含めセラミック治療やホワイトニングなど、 お口のコンプレックス改善の為の方法を提案します。
歯の詰め物・被せ物
インレー(詰め物)
![インレー(詰め物)](/img/cosmetic/img_01.png)
インレーとは、型取りを行い金属やセラミックなどを使用し歯の形を再現し修復する処置です。
クラウン(被せ物)
![クラウン(被せ物)](/img/cosmetic/img_02.png)
クラウンとは、歯の大部分を失うような大きな虫歯や神経の治療をした歯に対して歯全体の型取りを行い金属やセラミックなどを使用し、歯の形を再現し修復する処置です。
補綴物の素材
12%金銀パラジウム(インレー・クラウン・ブリッジ)
![12%金銀パラジウム1](/img/cosmetic/img_03.jpg)
![12%金銀パラジウム2](/img/cosmetic/img_04.jpg)
![12%金銀パラジウム3](/img/cosmetic/img_05.jpg)
保険診療の銀歯です。
保険適用内でありながら強度が高く、強い力で噛むことが多い奥歯の治療に適しています。対応できる症例も多く、口腔内で装着する詰め物として多くの方が使用している素材です。
ただし、金属であるためアレルギーを持っている方に使用できない点や審美性に欠けるのが難点です。
ゴールド(インレー・クラウン)
![ゴールド(インレー・クラウン)1](/img/cosmetic/img_06.jpg)
![ゴールド(インレー・クラウン)2](/img/cosmetic/img_07.jpg)
主に金合金や白金加金と呼ばれる素材を利用して作られたものです。
金合金や白金加金は金属アレルギーが起こりにくく、適合性が高いというメリットがあります。歯の硬さに近く馴染みが良い素材ですので噛み合わせに影響が出にくくむし歯リスク軽減にもなります。
ハイブリッド(インレー・クラウン)
![ハイブリッド(インレー・クラウン)1](/img/cosmetic/img_08.jpg)
![ハイブリッド(インレー・クラウン)2](/img/cosmetic/img_09.jpg)
プラスチックにセラミック粒子を混ぜ合わせた素材を利用して作られたものです。
白い詰め物になるので金属と比べて色調は馴染みやすく、審美性を得ることができます。
しかし、本体はプラスチックですので時間が経つと変色や変形する場合があり硬度がないため、慢性的な摩耗や強い衝撃が加わると欠けたり、割れたりする可能性もあります。
セラミック(インレー・クラウン)
![セラミック(インレー・クラウン)1](/img/cosmetic/img_10.jpg)
![セラミック(インレー・クラウン)2](/img/cosmetic/img_11.jpg)
セラミック(陶器)素材を利用して作られたものです。
ハイブリッドインレーに比べ、透明感があり審美性がより良く、変形がないので変色がありません。
また、表面が滑沢でプラークが付きにくい為、2次カリエスになりにくいといったメリットがあります。しかし、陶器ですので天然の歯が欠けてしまうような強い衝撃が加わると天然の歯同様に欠けたり、割れたりする可能性もあります。
ジルコニア(インレー・クラウン・ブリッジ)
![ジルコニア(インレー・クラウン・ブリッジ)1](/img/cosmetic/img_12.jpg)
![ジルコニア(インレー・クラウン・ブリッジ)2](/img/cosmetic/img_13.jpg)
![ジルコニア(インレー・クラウン・ブリッジ)3](/img/cosmetic/img_14.jpg)
ジルコニア素材を利用して作られたものです。
ジルコニアは人工ダイヤモンドとよばれ、非常に硬く耐久性がある素材です。強度に優れた材料ですが、セラミックに比べると色の種類を表現できないため審美性が劣りますが、強度があるためブリッジにも使えます。
ジルコニアセラミック(クラウン・ブリッジ)
![ジルコニアセラミック(クラウン・ブリッジ)1](/img/cosmetic/img_15.jpg)
![ジルコニアセラミック(クラウン・ブリッジ)2](/img/cosmetic/img_16.jpg)
![ジルコニアセラミック(クラウン・ブリッジ)3](/img/cosmetic/img_17.jpg)
ジルコニアで内面を補強し、表面をセラミック素材でコーティングし審美性を付加したものです。金属を使っていないので金属アレルギーの心配もなく金属の溶出も無いのでより審美性を保てる事がメリットです。また、ジルコニアをフレームに使用できるためブリッジにも使えます。
ラミネートベニア
![ラミネートベニア](/img/cosmetic/img_18.jpg)
歯の表面を少しだけ削って(削らないものもあります)、セラミックの薄いシェルを貼り付け、見た目の改善を治療する方法です。
症例
![before](/img/cosmetic/img_19.jpg)
![after](/img/cosmetic/img_20.jpg)
- ウォーキンブリーチ 2本
- 上顎3〜3歯肉整形
- セラミッククラウン(ハイクラス)4本
一般的な
リスクや副作用
- 事前に神経の処置(根管治療)や土台(コア)の処置が必要となることがあります
- 神経がある歯は、術後一過性の知覚過敏を起こすことがあります。
- セラミックは過度に強い力が加わると、欠けたり割れたりすることがあります。
- 咬み合わせ・歯ぎしりの強い方は、破損防止のためにマウスピースをおすすめすることがあります。
- 歯肉整形のよる創傷治癒の過程で切除時より後戻りを起こす可能性があります。
- 歯肉整形により歯頚部が露出し、隣接する歯冠乳頭部が退縮する可能性があります。
歯肉整形(歯肉切除・歯冠延長術・クラウンレングスニング)
歯肉整形とは、歯肉(歯茎)の形状や位置を調整することで整える治療です。
歯肉整形とは、上顎の歯茎が目立つガミースマイルを対象とした治療方法のひとつです。
歯肉が発達しすぎたことで、歯を覆う面積が多い場合や歯肉のラインが不揃いな場合に有効な治療です。
![歯肉整形](/img/cosmetic/img_21.jpg)
歯肉整形の特徴
- 短時間で施術が終わる
- 歯ぐきのラインを整えることができる
- 歯ぐきが見えにくくなる
こんな人におすすめ
- 歯ぐきの露出が目立つことをお悩みの方(ガミースマイル)
- 歯ぐきのラインが凸凹で不揃いの方
- 歯茎が歯を覆う面積が大きい方
- 侵襲の少ないガミースマイル治療を選択したい方
歯肉整形のメリットデメリット
メリット
- 審美性の向上
- コンプレックスの解消
- 治療回数が少ない
- 施術は短時間(歯肉を切除する時間は、最短5分程度)
- ダウンタイムが少ない(約1~2週間)
- 他の治療法に比べて費用が安価
- 他の治療法に比べて低リスク
デメリット
- 適応症例が限られる
- 術後の炎症・発赤
- 知覚過敏症状の発生
- 後戻りのリスク
- ブラックトライアングルのリスク
症例
![before](/img/cosmetic/img_22.jpg)
![progress](/img/cosmetic/img_23.jpg)
![after](/img/cosmetic/img_24.jpg)
一般的な
リスクや副作用
- 切除後は刺激物が傷口に染みる可能性があります。
- 一過性の知覚過敏を起こすことがあります。
- 創傷治癒の過程で切除時より後戻りを起こす可能性があります。
- 歯肉整形により歯頚部が露出し、隣接する歯冠乳頭部が退縮する可能性があります。
ガムピーリング
歯茎の黒ずみを除去するために、薬剤を歯ぐきに塗り、歯茎の一層を剥がしてピンクの歯茎を目指す治療です。
ガムピーリングの治療法はいくつかありますが、当院では中でもよく使われているフェノールという薬剤を使ったフェノール・アルコール法という治療法を用いています。
こんな人におすすめ
- 歯茎の色が気になる方
- 人に見られる職業の方
- ホワイトニング後の歯と歯茎のコントラストが気になる方
メリットデメリット
メリット
- 1~2週間ほどで結果が出る
- 大半の方が一回でピンクの歯茎になる
- 費用対効果が良い
- 古くから行われている治療法で安心感がある
デメリット
- 薬剤を塗る時のピリピリ感あり
- 治療後、数日ヒリヒリする
- フェノールやアルコールにアレルギーがある場合使えない
ガムピーリングができない方
- フェノール・アルコール類にアレルギーがある方
- 無カタラーゼ症
- 歯肉炎や歯周病などにより歯肉に炎症のある方
- 知覚過敏症
- 小児・妊娠中・授乳中
- 健全でない歯の方
症例
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![treatment](/img/cosmetic/img_26.jpg)
![after](/img/cosmetic/img_27.jpg)
一般的な
リスクや副作用
- 治療中、ピリピリすることがあります。
- 黒ずみが強い場合は数回の治療が必要な場合があります。
- 治療後、刺激の強い食べ物(辛いもの、しょっぱいもの、酸っぱいものなど)はお控え下さい。
- 表面が白くなります。
- やけどをしたようなヒリヒリ感を感じる場合もあります。
- カサブタが剥がれるまで1〜2週間程度かかります。
- 創傷治癒の過程でカサブタができますが、無理に剥がさないでください。
- カサブタが剥がれるまでに1週間程度かかります。
- カサブタに歯ブラシが当たらないように気をつけて下さい。
- 飲食や喫煙等の習慣によっては再度歯茎に色素沈着が起こる可能性があります。