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2025年11月21日【歯科のお話

むし歯・歯周病が脳の病気と関係しているって本当?

「歯ぐきが腫れているだけ…」「ちょっと血が出るだけ…」
そんな“軽い症状”が、実は 脳梗塞や認知症のリスク と関係していることをご存じですか?

近年、むし歯や歯周病などの口のトラブルが、血管や脳の健康に影響を与えることが国内外の研究で分かってきています。


今回はその理由と、今日からできる予防法を分かりやすくご紹介します。

なぜ口の病気が「脳」にまで影響するの?

ポイントは ①菌の侵入 と ②炎症の広がり の2つです。

① 菌が血液に入り、血管を傷つける

歯周病で歯ぐきが腫れたり出血したりすると、
歯周病菌やむし歯菌が血管の中に入り込みます。

その結果、

→ 血管の壁が傷つく
→ 動脈硬化が進む
→ 血栓ができやすくなる
= 脳梗塞のリスクUP

こうした変化が 脳梗塞につながる可能性 があると考えられています。

② 慢性的な炎症が脳に悪影響を与える

歯周病が続くと、体内では「炎症性サイトカイン」という物質が増えます。
これはいわば“体内の警報アラーム”。
これが長期間出続けると、血管や脳に炎症が広がりやすくなるため、
認知症との関連 も指摘されています。

若い人にも関係あります

歯周病は40代から増える…というイメージがありますが、
20〜30代でも進行している方は少なくありません。

次のような症状があれば注意が必要です。

こんな症状があれば黄色信号👇

  • 歯みがきで血が出る
  • 歯ぐきの赤み・腫れ
  • 口臭が強い
  • 朝の口がねばつく

放っておくと、将来の脳血管リスクにもつながりかねません。

今日からできる「脳を守る」口腔ケア

お口の健康は、脳の健康を守るためにも大切です。
今すぐ始められる予防習慣をご紹介します。

1. 歯ブラシ+フロス

歯ブラシだけでは約40%の汚れが残ると言われています。
デンタルフロスを毎日の習慣に。

2. 舌のケア

舌の汚れ(舌苔)は細菌の住みか。
専用ブラシでやさしくケアしましょう。

3. 定期検診

歯石除去や歯周ポケットの確認はプロに任せる

4. 生活習慣も大事

睡眠不足・ストレス・喫煙は炎症を悪化させる。
早期発見・早期治療が、将来のリスクを大きく減らします。

まとめ|口を守ることは、脳を守ること

むし歯や歯周病は、単なる“口のトラブル”ではなく、
全身の健康に深く関わる病気 です。

毎日のケアと定期的な検診でお口の健康を守ることが、
将来の脳梗塞や認知症の予防にもつながります。

気になる症状がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。