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🦷 免疫力とお口の関係
「免疫力」というと、食事や睡眠、腸内環境を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし実は、お口の中の環境づくりこそが、免疫力を支える土台のひとつであることが、近年の研究で明らかになってきています。
本記事では、免疫力とお口の関係について、予防歯科の視点から少しお話したいと思います。
🧬免疫と口腔内フローラの深い関係

私たちの口の中には、数百種類もの細菌が住んでおり、健康な状態ではこれらが適切なバランスを保ちながら共存しています。
これを「口腔内フローラ」と呼びますが、この細菌のバランスは、外から入ってくるウイルスや細菌に対する“最前線の防御”としての役割も担っています。つまり、口は単なる「食べるための器官」ではなく、体を守る入口でもあるのです。
一方で、歯磨きが不十分だったり、歯周病が進行したりすると、口腔内の環境が悪化し、いわゆる悪玉菌が増えやすくなります。すると歯ぐきに慢性的な炎症が起こり、体はその炎症に対応し続けなければならなくなります。
これは免疫システムにとって小さくない負担となり、お口の中の細菌バランス(口腔内フローラ)が全身の免疫と深く関係しています。
このような状態が長く続くと、本来であれば風邪や感染症と戦うために使われるはずの免疫力が分散されてしまいます。
その結果、
・風邪をひきやすくなる
・疲れが抜けにくくなる
・体調を崩しやすくなる
といった影響につながると考えられています。
さらに、歯周病菌やその毒素が血流に乗って全身に運ばれることで、心疾患や糖尿病、誤嚥性肺炎などのリスクと関連することも報告されています。
こうしたことから、お口の健康は歯だけの問題ではなく、全身の健康と深く結びついているといえるのです。
🛡予防歯科で「トラブルが起きにくいお口」をつくる

だからこそ大切なのが「予防歯科」という考え方です。
予防歯科では、
・毎日の正しい歯磨き
・デンタルフロスや歯間ブラシの活用
・フッ素の活用
・定期的なメンテナンス(歯科検診とクリーニング)
を組み合わせることで、トラブルが起きる前にお口の環境を整えていきます。
「痛くなってから通う」のではなく、「痛くならないように通う」ことが、結果的にお口の健康だけでなく、体全体の健康を守ることにつながります。
🌿ホームケアのひとつとして
こうした予防を日々のケアで支えるアイテムとして、
当院では、LIONの 「Systema SP-T ジェル Plus」 をホームケアの選択肢のひとつとしてご紹介しています。
歯科医院専売のフッ素ジェルで、歯や歯ぐきにやさしく使えるのが特徴です。
ただし、どの歯磨き剤を使うか以上に大切なのは、
・毎日きちんとケアを続けること
・定期的にプロのチェックを受けること
です。
製品の詳しい成分や使い方については、メーカー公式サイトも参考にしてみてください。
▶ Systema SP-T ジェル Plus(メーカー公式サイト)
https://www.lion-dent.co.jp/client/products/hamigakizai/spt_gel_plus.htm

📝まとめ

お口の健康は、免疫力や全身の健康と密接につながっています。
だからこそ、「悪くなってから治す」のではなく、「悪くならないように守る」という予防の視点が重要です。
当院では、患者さま一人ひとりのお口の状態に合わせたケア方法のご提案や、必要に応じたホームケア製品のご紹介を行っています。
「自分に合ったケアを知りたい」「今の歯磨きで大丈夫か不安」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。