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2026年08月06日【歯科のお話】
スポーツドリンクと虫歯の関係上手な付き合い方

「熱中症にはスポーツドリンク!」と、毎日飲んでいる方も多いのではないでしょうか。体のために続けているその習慣ですが、実は飲み方次第で歯への影響が変わってきます。今回は、夏の水分補給と歯の健康を両立するためのポイントをまとめました。
スポーツドリンクと歯の関係

500mlのペットボトル1本には、スティックシュガー約10本分の糖分が含まれています。虫歯菌はこの糖分を栄養源として活動し、酸を作り出します。
またpH値は約3.5〜4.6と酸性が強く、口の中のpHが5.4を下回るとエナメル質が溶け出す「脱灰(だっかい)」が起こりやすくなります。糖分と酸、両方の性質を持つ飲み物だと知っておくと、飲み方の工夫がしやすくなります。
こんな飲み方は要注意
スポーツドリンクが歯に悪影響を与えやすいのは、量よりも「飲み方」の問題が大きいです。以下のような習慣に心当たりがある方は要注意です。

| 飲み方 | 歯への影響 |
|---|---|
| だらだらと少しずつ飲む | 口の中が酸性の状態が長時間続きやすい |
| 寝る前に飲む | 就寝中は唾液が減り、酸が中和されにくい |
| 水代わりに一日中飲む | 糖と酸にさらされる時間が増える |
| 飲んだ後に歯磨きをしない | 糖と酸が口の中に残ったままになる |
歯にもやさしい、水分補給のコツ
スポーツドリンクを飲むな、ということではありません。上手に付き合えば、歯へのダメージを最小限に抑えることができます。
✔飲んだ後は水かお茶でうがい
✔ちびちび飲みをやめ、一定量を短時間で飲み切る
✔普段の水分補給は水かお茶にして、必要な時や運動時だけスポーツドリンクを活用
✔寝る前は飲まない
✔過剰摂取をしない
まとめ:熱中症対策と虫歯予防は両立できます
スポーツドリンクは、熱中症対策や運動時の水分補給として、上手に使えば夏の頼もしい味方です。
「飲んだ後は水でうがい」「普段は水かお茶」この2つを意識するだけで、歯への影響を抑えやすくなります。
「最近、歯がしみる」「歯の表面がザラザラする」と感じたら、一度歯科医院でチェックしてみてください。